スポーツにおいて視覚の重要性
  • 良好なスポーツパフォーマンスのためには視機能も重要です。
  • よく見えることは外傷予防のためにも重要です。
「水泳中もよく見える方がパフォーマンスのためにはよいと思います。
プール中でコンタクトレンズを装着した場合、眼が受ける影響については共同で実験しデータをまとめましたので、 次は泳いでいる間も安全に装用できるコンタクトレンズの開発ですね。」

順天堂大学スポーツ健康科学部 鈴木大地
http://www.daichi55.com/

スポーツ眼科とは

下記の3つの柱で考えられています。

スポーツ眼外傷の治療および予防

眼外傷の3大原因は労働災害、交通外傷、スポーツ外傷です。
すべての眼外傷の中でスポーツによるものは5%を越すと推定されており、決して少ない数ではありません。
スポーツはきわめて健全な活動であるのに、これに伴い外傷が生じるのは残念なことです。幸いその大部分は軽傷ですが、 視力・視野障害・眼球運動障害・両眼視機能の障害などを残すこともあり、なかには失明に至るような重症例もあります。
眼の障害(後遺症)は、日常生活の重大なハンディーキャップになる可能性があるため、失明に至らないものでもスポーツの代償としては大きすぎます。
もちろん残念ながら眼外傷はほとんどの外傷(予防困難な事故)と異なり、ルールの変更や防御用具の使用などによって削減・予防が可能で、 90%が予防可能といわれています。
また、よく見えるということ(適切な視力矯正)は危険回避に必要な情報が得やすいことでもあるので、外傷の予防にも役立ちます。
眼外傷の治療はこれまでも行われてきていますが、予防については積極的ではありませんでした。予防の徹底が重要です。

競技中に最良の視機能を発揮できるようなサポート(最適な視機能矯正方法の提供)

「よく見えたほうがパフォーマンスのためには有利である」のは自明のようですが、これまではあまり取り上げられていませんでした。
競技の環境や特性に応じた強制方法を提供することだけでパフォーマンスが向上する可能性があります。

眼鏡 コンタクトレンズ 屈折矯正術
RGP SCL DSCL
FRSCL
OK RK PRK LASIK
矯正精度
変更の容易さ × × ×
(乱視に対する矯正) ×
広い視野
曇りにくさ ×
乾燥感が少ない
容易な取り扱い
外力に対する安全性 × ×
RGP ガス透過性ハードコンタクトレンズ
SCL ソフトコンタクトレンズ
DSCL 使い捨てソフトコンタクトレンズ
FRSCL 頻回交換ソフトコンタクトレンズ
OK オルソケラトロジー
RK アールケー
PRK ピーアールケー
LASIK レーシック

ビジュアルトレーニング

ビジュアルトレーニングの効果や実践方法についてはまだ一定の評価は得られておりません。今後の研究が必要な分野です。